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NEWS LIVE TOUR 2022 音楽

18年のEPCOTIA以来、3人体制になって初のNEWSのコンサートに行ってきた。

スタンデングのコンサートも久々で、めちゃくちゃ楽しかった。繁忙期の仕事で疲れていた心が一気に潤ったし、今週ちょっと元気だった。LIVEの力って本当にすごい。

 

そもそもNEWSに関しては18年頃のゴタゴタで愛想が尽きてFCも退会した身だから、一度死んでまた生き返った出戻り新規のスタンスでいるんだけど(しかも会員失効してから数か月で増田さんに魅力を感じた意志の弱さ…)そんな身勝手な出戻りにも優しいセトリで、思わず“NEWS”という存在そのものに飛び込みたくなった。

新体制になってエッジの効いた楽曲を以前よりも積極的に出しているのに、グループの在り方としては肩の力が抜けていて、これが「外面よくして35を超えたNEWS」なんだなぁ、この雰囲気いいなぁ、と全編を通して感じていた。

 

エコパという会場も好きで、ゴリゴリの東部の民だけど出身県に来るって特別なんだよね。ご当地ネタも入れてくれるし。公演後に静岡まで出て、ちょこっと呑んでから帰ったのも”ちょうどいい遠征”だった。最近観劇も1日2公演はしんどいから、コンサートなんてもっとスケジュールに余裕を持っておかないと本当にしんどい…(笑)

私も肩の力が抜けたジャニオタになりたい(切実)

 

席はアリーナ。

低身長だし本当はスタンドで全体を見たかったんだけど、埋もれて姿が見えないときはひたすら踊って楽しんでたから結果オーライ。(周りには迷惑だったかな…)(団扇持ってないから許して…)あとペンラがバングルタイプで両手が空くのは、私にはとても好都合だった。機会があればまた作ってほしい。

ていうか、肩の力が抜けたジャニオタはフロアで踊り狂わないよな。

 

 

※以下、ネタバレ感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り返って一番印象に残ってるのは エンサマ~カノン の流れ。

 

まずセトリを頭に入れずに入ったから無防備状態で歌い出しを聴いた瞬間、自分が見てきたものをバーッと思い出してしまって泣けた。辞めていった人たちにいろいろ思うことはあるけど、この曲を聴くとそれらが吹っ飛んで「NEWSっていいなぁ」って素直に思えちゃう。今回のファン投票もエンサマは強いかな~。

エンドレス・サマー 改め Endless Summer は力強さがある。

 

話逸れるけど、6→4の不安定な状態からの新生を思うと、今回の4→3は別人みたいに強くなっていて、それは今までやってきた自信があるからと個人的には見てるんだけど、増田さんから「勝手に抜けてったんだから全部俺の曲!(怒)」なんてキレ芸を見れる日がくるなら、あのとき惰性でFC継続しておけばよかったと思った(笑)

\もう全部3人の曲だよ!/

 

そんなセンチメンタルな気持ちのまま始まったカノン。

単体で聴いてるときは「カノンだなぁ」くらいしか感想がない、正直パッとしない曲だったんだけど、このセトリで聴くと“今のNEWSのエンドレスサマー“に思えて、すごく腑に落ちた。

リニューアルを挟んでるから今でも現役感あるけどエンサマって20代前半の曲で、「あの夏」があるから今より前に進める!という自分への応援歌なのに対して、カノンは夕暮れの縁側で「あの夏」を回顧しているようで、外面よくして35を過ぎたカッコイイ大人な今のNEWSは断然こっちなんだよね。流れる映像も面白いのにどこか切なくて、ずっと見たかった“等身大のNEWS”が詰まってて大好きになった。

(世界観強めでアトラクション的なコンサートはメンバー自身より設定の方がメインになってしまって私の好みではない)(これはコンセプチュアルシリーズへの悪口です)

 

 

 

公演終わってから知ったんだけど、今回のテーマは「音楽」そのものと「NEWS」にも向き合った作品らしい。進化し続ける今の魅力を見せつつ、楽しかった思い出を忘れられないオタクたちもここにいていいと思わせてくれて、日々に疲れたアラサーにはひたすら優しい空間だった。あまりにも心地よい距離感で寄り添ってくれるから、来年の20周年ではぜひ Living with NEWS をやってほしい。

 

最初で最後の今年のツアーを終えてしまった私は、余韻を味わいながら投票に向けて準備します。