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主に記録用

雪組 ルパン三世-王妃の首飾りを追え!- 1/2

宝塚大劇場  開演11:00、15:00

 

 

KinKi元日終わりにヤコバで雪が降るなか弾丸ムラ遠征してきた♡ご贔屓のトップ早霧さんの大劇場お披露目ってことで期待に胸躍らせながら憧れの地に降り立ったわけだけど、初大劇場で初雪組で2015年初観劇という初めて尽くしなこともあってそれはそれは楽しかった~♡

 

制作発表からいろんなメディアで取り上げられてメインキャストの見事な再現っぷりでも話題になっていたけど、実際に観劇してみたらその期待をさらに上回る娯楽作品として最高の出来栄えだった。従来の宝塚らしさも残しつつアニメならではの動きも上手く取り入れられていた。ストーリー展開も目まぐるしく変わってテンポがよく、飽きることなくあっという間に1時間35分を駆け抜けた印象。史実(というかベルばら)の要素が巧みに盛り込まれていて、それに沿って話が進んでいくからタイムスリップの説得力が増していた。でも登場人物と史実の絡みはハチャメチャだからコメディとして成立してるという脚本の上手さが光っていたと思う。あと個人的にはオーシャンズ11に似た痛快さがあって勝手にオーシャンズロスを拗らせた…。

 

早霧さんのルパンはもうルパンそのもの!あそこまで二次元のキャラクターを再現してくるとは正直予想してなくて、言っても宝塚だから無意識の抑制心が働くものだと思ってたのに、そんなの一切なく清々しいほどに2.5枚目のルパンを演じていて観ている側としても気持ちが良かった。ここで照れとか遠慮があったら観ている側にもモヤっとしたものが残るんだけど、そこはさすがの度胸というか、公演をするからには全力で役と向き合って最高のものを届けるというプライドとプロ意識みたいなものを感じざるをえなかった。あとは早霧さんが宝塚の松岡修造だってことを忘れてたよね。だってあの濃いキャラクターたちの中で一番イキイキして輝いてたのが早霧さんだったもん(笑)本当上手いことできてるよ(笑)
ルパン三世ということで宝塚らしからぬおちゃらけた部分ばかりに注目してしまいがちだけど、ちゃんと所々に早霧さんらしい繊細な表情や心情の変化が丁寧にお芝居に表れていた。この辺はトップになったからといって方向転換はしないというちょっとした安心感のようなものを感じて、以前からのファンの人たちにはホッとする一面だったんじゃないかな。

 

ゆうみちゃん(咲妃みゆちゃん)のマリー・アントワネットも見事だった。大人な女役から元気な娘役まで演じられる娘役さんという印象なんだけど、今回もその多才ぶりが発揮されていて物語に花を添えていた。最近各組で再演が続いていたベルばらでのマリー・アントワネット像とは全く違うのもとても新鮮で面白かった。自由に憧れるがゆえにわがままな言動をしてしまったり、好奇心旺盛だから現代からやってきたルパンに興味を持ってはしゃいだり…どちらかというと一般的なイメージの贅沢三昧のわがまま王妃像に近い描かれ方だったけど、それでも愛らしさを一瞬も無くさずに演じていた。
なかでも一番感動したのがお芝居での声!王妃の気品ある高音がとても綺麗で心地よくて、練習したという高笑いも全てが可愛らしく、“咲妃”という名前が本当にピッタリだった。一転してカフェー未亡人での最期を覚悟した落ち着きのあるお芝居は時の経過を見事に表現していて、改めて頼もしい娘役さんだなと今後の雪組がますます楽しみになった。

 

だいもんさん(望海風斗さん)のカリオストロ伯爵はまぁ~~~~裏切られた!!ポスターでのビジュアルといい、アニメでの設定といい、てっきり悪役だとばかり思っていて「だいもんさんの悪役楽しみ♡」くらいの気持ちで観劇に臨んだのに、いざ幕が開いたらどえらい萌えキャラだった…!忘れてたけどルパン一味は泥棒だし、フランス革命時に王妃の首飾りを狙ってたジャンヌはずる賢い悪女で、権力を手に入れようとしていたロベスピエールも革命家の顔をした悪者…ってこの物語の登場人物に正義のヒーローはいないんだよね。しいて言うなら銭形警部くらい?(笑)みんな己の私利私欲のために周りを巻き込んでいくキャラクターばかりで、これも脚本が大勝利の要因なんだろうけど、この悪党たちが王妃とどう絡んで物語が進んでいくかってところが作品の鍵になっていた。ここまで言っといてあれだけど、カリたんの萌えキャラぶりはぜひ劇場に足を運んで自身の目で確かめてほしいやつ。
あとは今回が花組から組替えして初の作品になるってことでとても楽しみにしていたんだけど、その圧倒的な歌唱力とオーラにもう目が釘付け。だいもんさんが出てきて歌うだけでその場の雰囲気がガラッと変わって、だいもんさんの一つ一つの言動に“THE宝塚”を感じた。各組の違いはまだよく分かってないけど確実に他の雪組生とは違うものがあったから、もしかしたらあれが10年以上花組で育ってきた生粋の花男ってことなんだろうかと思わず考えてしまった。長年磨いてきた技術が組が変わることでどう変わっていくのかがとても楽しみ。

 

ともみんさん(夢乃聖夏さん)の銭形警部はもうとにかく凄かった。早霧さんがルパンとして輝いていたのは、ともみんさんが一貫して銭形だったからだと思う。ルパン以上に宝塚らしさとは対極にあるこのキャラクターを演じきるそのパワフルな舞台人魂に感服した。ルパンを捕まえることに執念を燃やし生きがいにすらしている熱さと、その一方で等身大で普通のおじさんらしい哀愁もしっかりと漂わせて完璧だった。早霧さんがいたからこの舞台化が決定したと言われているけど、ともみんさんがこのタイミングで雪組にいたことも大きな後押しになったはずで、それを思うと宝塚の巡り合わせは面白いなぁとつくづく感心する。そんな完璧なともみんさんの銭形だけど、指摘するといえば足が長すぎるところ。ちょっとスタイルが良すぎます(笑)
今回で退団というのが本当に勿体ない。でもそういった強い想い入れがあるからここまで全力で役にぶつかることができるのかもしれない。新トップ早霧せいなさんのルパン三世と、同期で二番手として男役として最後である夢乃聖夏さんの銭形の掛け合いは必ず伝説になるし名作になると思う。男役としてはスマートじゃないかもしれないけど、ともみんさんの魅力がこれでもかと詰まった愛のあるキャラクターになっていた。

  

他にも、寡黙なのに地味にツボをついてくる五ェ門役のなぎしょさん(彩凪翔さん)と常に渋くも豪快な立ち回りをこなす次元役の彩風さん(彩風咲奈さん)の雪組が誇る次世代のスター彩彩コンビ、終始フェロモン垂れ流し状態のカッコイイ不二子ちゃん役のせしる姐さん(大湖せしるさん)、悪役なのにアドリブ担当で憎めないジャンヌ役の透水さん(透水さらささん)とレトー役の月城さん(月城かなとさん)のコンビ、さらにカリたんとの名コンビっぷりが光るセラフィーナ役の有沙瞳ちゃん…とまぁ名前を挙げたらきりがないくらい一癖も二癖もあるキャラクターたちが生き生きとしていて、かと言ってくどくもなくて、本当に丁度いい塩梅で傑作だった。
ド新規な私が言うのもアレだけど、興味本位で宝塚見てみたいわっていう人に是非観てもらいたい。これなら宝塚色がそこまで濃くないから意気込まなくてもライトに宝塚の世界に入れると思う。この作品で私の周りの人を観劇に連れていくというのが密かな目標(笑)

 

ショーの感想も書こうと思ったけど思いのほかルパンの感想が盛り上がってしまったからまた別で書く。

月組 PUCK 11/30

東京宝塚劇場  開演11:00

 

つ!い!に!宝塚行ってきた!初宝塚!!もう最っっ高に楽しかった!!!

大学の友人たちと終園まで誕生日ディズニーした翌日の昼公演だからコンディションとしては万全じゃないけど、23歳にしての初体験ってことでモチベーションは高かった。大まかなあらすじは知ってるっていうレベルで臨んだから(もちろん初演の映像は見たことない)純粋に物語の展開にワクワクしながら見てた。ただ、キャストもメインの方々しか把握してなかったから見ている最中に気になった役とジェンヌさんの名前を一致させることができなくてそこは次への課題かなと。

 

ミュージカルってまだ馴染みがなくて慣れないところがあるんだけど、宝塚の場合はジャニーズと違って存在自体がフィクションだから思いのほかすんなり入っていけた。パックはまさおさん特有の男役の中にある女性らしさが昇華されて妖精というキャラクターに上手く合っていた気がする。妖精だから可愛らしくあっていいんだけど、けどやっぱり男役のまさおさんを求めているかから“ここぞ!”というときにバシッと太い声で歌い上げるところにキューンとした。まんまと心を鷲掴みされた感じ。またお芝居も素晴らしくて、後半の喋れないプックは表情や肩の動きで心情を表現していてもうプックが愛しくてたまらなかった。

恥ずかしながら物語に入り込んで見てたから常に感動して目をうるうるさせてる状態で、自分でもよく分からないタイミングで泣いてしまう現象が多々起きてたんだけど、中でも「え、ここで?」って我ながら驚いた泣きポイントがたまきちさんのロビー。ジャイアンみたいに横暴だけどハーミアのことに実は一番理解がある優しい人で、それが垣間見れたときに私の涙スイッチが突然入った。本当自分でもびっくりよ(笑)

でもそれを超えたのがハーミア。もうね、本当涙腺がバカになったわ(笑)なんであんなにピュアなの?!子供の頃に見た妖精に恋をしてまたいつか会えることを夢見ながら大人になった、ってそれだけで泣けるわ。実はパックよりもハーミアの方が夢のある存在な気さえしてくる。娘役さんが醸し出す母性って何なんだろうね。どうしてあんなにも感動するんだろう。ハーミアが「プック」って言う度に感極まってたからね。雷に打たれて人間になったパックとストーンステージの上でおでこを合わせるシーンは名シーンだったなぁ。理想的なハッピーエンド。

 

そんな清らかな気持ちで一幕を終えて二幕のショーへ。

 

ショーを見た率直な感想は、生で見る男役さんのパワーって凄いのね!ってこと。ギラギラしててセクシーな独特な男性像を全身から演じてて、月並みな感想だけど「この人たちみんな女性?!」って本当に思った(笑)異空間というか夢の世界というか、とにかく現実とはかけ離れた世界がそこにはあって、だからこそ娯楽として通い詰めるんだろうなってちょっとファンの気持ちが分かった。舞台への情熱と宝塚歌劇という芸術文化への情熱とプライドがとにかく凄くて圧倒された。

ちゃぴちゃんが好きだから彼女を重点的に見てしまったんだけど、娘役さんたちを率いて踊るところでは優雅でしなやかにまさに“舞う”って表現が似合うくらい可憐に踊っていて、けど人形にされてしまう場面では本当に心が無いような虚無感漂う不気味な様子をダンスで上手く表現しててその振り幅に一人驚嘆。(それができるからこそトップ娘役として活躍されてるんだろうけど)あとこの場面のダンスはダイナミックでパワフルで、それも見ていて清々しかった。

まさおさんとのデュエットダンスはタイプの違うダンスが数種類あった気がする。(記憶曖昧)スパニッシュな場面で若干攻撃的でセクシーに。白のパンツスタイルの場面はハツラツとしてエネルギッシュに。紫のドレスの場面ではTHE娘役な柔らかく可憐に…と場面ごとにコロコロとダンスも表情も変わるからとても面白かった。それでいて華やかさは一貫して失ってないから素晴らしいなと。芸術として軸が全くブレない。そんなこと最初から分かってはいたけど、いざ自分がその世界に足を踏み入れたらその奥深さを痛感した。

圧巻だったのが雫の場面!まさおさんを中心として組子の皆さんが同じ水色の衣装を着て波の渦を表現していてそのパワーたるや…!一糸乱れぬとはまさにこのことで、群舞の極みを見た感じ。この場面に限らずだけど、宝塚のショーって言葉がなくてもテーマがハッキリしてるから見てる側も伝わるものがしっかりと確立された状態で受け取れるんだね。これが癖になるんだろうな。セリフや歌の歌詞で心情や背景を提示したりしないけど、舞台を目で見て音楽を耳で聞いてあとはそれぞれが想像して楽しんで、っていう感じ。深い。でもだからこそ押しつけがなくて自由だったりもする。空間を楽しむという娯楽。

 

なんやかんやで観劇から一週間経ってしまったけど時間が経ってしみじみ思うのが「初観劇がPUCKでよかった」ってこと。初心者には入りやすいっていうのもあるんだけど、それ以上に作品がもつ魅力に気持ちがカチッとハマってしまって一気に宝塚が好きになった。“ずっと気になっていた宝塚を一度は見ておきたい”っていう軽い気持ちで臨んだのに一生忘れられない出会いになってしまった。(大袈裟)都内に住んでたら絶対もう一回入ってたから地方民でよかったわ(笑)

新しい趣味

先日のスカパー無料放送で前から気になっていた宝塚の専門チャンネルがあると聞いて、なんとなくスカイステージを見ていたらまんまとハマってしまった。無料放送期間は地上波ではなくひたすらスカステにチャンネル固定状態だった(笑)

気になりだしたのは今年のお正月のスマスマに花星宙のジェンヌさんたち100人が出演なさってたスマ進ハイスクール。それで興味を持ったけど、まだそのときは各トップさんの顔と名前を認識したくらいだった。そしたらその数ヵ月後に萩ちゃんたちが宝塚のオーシャンズ11の慎吾くん版に出演するってなって、そこから徐々に気になりだしたかなぁ。

 

それで先月末、YON明けでシャンテの花組衣装展を見に行って感動して、そのまま宝塚のグッズが売ってるショップにフラ~っと入っていろいろ眺めていたら、雪組新トップスターの早霧せいなさんの美しさに私の中で何かが弾けた。まぁこれぞいわゆる顔ファンだよね(笑)だってとっても綺麗なんだもん♡♡♡男役としても綺麗だし、女性としても超美人。生まれ変わったらあの顔になりたい…。それで一気に早霧さんが気になって、ネットで調べまくって動画もいっぱい見る日々(笑)

 

そんななかで素敵だな~♡と思ったジェンヌさんは、もう退団された音月桂さんと壮一帆さん。現役では月組トップ娘役の愛希れいかさん、花組(もうすぐ雪組)の望海風斗さん、そして花組トップスターの明日海りおさん♡

明日海さんのお名前(愛称のみりお)は以前からTLで何度かお見かけしていて存在は知ってたけど実際どういう方なのかは全然知らなくて、改めて作品を見たりトークを聞いてると、普段はおっとりしてふわふわ~っとした独特な空気を持っているのに舞台上ではキリっとした美少年系の男役さんで、このギャップがもうたまらなく魅力的!月組時代の作品もいくつか見たけど、さすが芝居の月組育ちという感じで喜怒哀楽様々な一面を見れて、また月組では準トップスターというなにやら裏がありそうな異例体制だったらしいんだけど、扱いとしては抜群にオイシイ立ち位置でそれも良かったなぁ~。ビジュアルも素敵だしハマる要素しかない。

 

そんなこんなで「年内に宝塚を観に行く!」という超安易な目標を立ててしまったんだけど、無事今月末の月組PUCKを観劇できそう♡日生やクリエには何回も行ってるけど、そのお隣の東京宝塚劇場はもちろん入ったこともなくて自分には縁がない世界だと思ってたのに。ちょうど萩ちゃんのお仕事が落ち着いてる時期だから特に支障はないんだけどね。ジャニーズに比べたらチケット代も安いし(ここ重要)、これから定期的に作品を観に行けたらいいな。次の狙いは1月の新生花組の国フォ公演♡

オーシャンズ11大千穐楽

今日無事に終わったみたいでよかった。期間にして半年くらいかな?普段とは違う環境で大変なこともたくさんあったと思うけどお疲れ様でした。

 

発表されたときは凄い作品のキャストに選ばれて大丈夫かなって舞台に立ってる姿が全く想像できなくて期待よりも不安とか心配の方が大きかった。しかもチケットの一般発売始まってたし(笑)でもいざ始まったら不慣れながらも周りについていこうとしてるのが見てとれて、自分の持ってるものに限界はあるものの、それを最大限出そうとしてる一生懸命さがあって、ファンとしてこんなに幸せなことはなかったよ。

ジャニーズのお仕事でも真ん中立たせてもらったりマイク持って歌わせてもらったりって、ありがたいことに恵まれた環境にあるけど、そういうのが一切ない場所で新しいことを一から学んで練習して自分のものにして表現するって凄く大変なことだと思うの。芸歴はそこそこあるものの、舞台経験は圧倒的に少ないし年齢も一番若いからね。そのおかげで周りのスタッフさんやキャストさんにたくさん助けてもらったと思う。その辺はもう萩ちゃんの人徳としか言いようがないんだけど(笑)共演者さんやスタッフさんにも良くしてもらって、そういうのも今回の舞台が楽しくて幸せだったって思える一つの要素。

 

あとはやっすーに感謝だね。言葉にできないくらい感謝。萩ちゃんを好きになって以降、行く現場には必ずやっすーがいて必ずコンビだったからその度に毎回感謝してるけど、今回は意味というか意義が大いにあった気がする。性格全然違うし稽古場での過ごし方もそれぞれ違うと思うけど、萩ちゃんにはやっすーがいたからできたことって絶対あったと思う。二人だからできたこともたくさんあったはず。初めての経験を一緒にできて、大きなお仕事を一緒に成し遂げて、また一つコンビとして強く逞しくなったんじゃないかな。

萩安厨としてはいつもの先輩やっすーと後輩萩ちゃんじゃない関係性が見れて新鮮だった。兄弟はみんな考えるけど双子だなんて絶対考えないような設定を外部からぶっこまれてその辺も最初は理解に苦しんだ(笑)だって絶対双子じゃないじゃん(笑)もっと双子っぽいコンビは他にもいるよって(笑)普段明らかに上下の線引きがある二人の関係性をどう取っ払うかっていうのも課題の一つだったんじゃないかなぁ。萩ちゃん遠慮しちゃうから。あと連日の様子を見てるとセリフのない場面でもお芝居のプラン立てて今日はこうしよう、明日はああしようって考えてたみたいだから、二人の色っていうのかな。そういうのが自分たちで作れるようになったっていうのは今後にとっても大きいし強みになったと思う。個人においてはもちろんだけど、コンビとしても収穫のある充実した期間だったと思う。これからその強みを本来の場所でこれでもかってくらい見せてほしい。

 

もちろんさなちゃんにも感謝してるよ!ジャニーズJr.としても先輩だし舞台経験でも二人以上だから、そんな仲間(って言っていいのかな?)が慎吾くんや山本さんと肩を並べるくらい堂々としてて良い刺激になったと思う。舞台でのさなちゃんの凄さは話には聞いてたけど実際見たことなくて今回が初めてだったんだけど、もう本当に凄かった。凄いって言葉でしか表現できないくらい凄かった。若手とは思えない安定感があって、表情も発声も素晴らしくて感動した。そんなに凄い人だったんだって(笑)

 

ダンスで見せ場があったり、最後のマジックの補助とかジャニーズJr.らしい役割も任されてそれも嬉しかったなぁ。FATE CITYの立ち位置が真ん中なの泣きそうなくらい嬉しかったからね。オーシャンズ10では慣れたヒップホップのダンスで生き生きしてたし。それぞれが持ち味を生かせるような演出をしてくださってて感激だった。かれこれ2年見てきたけど、そういう一面もあるんだ!っていう新しい発見の連続だった。もちろんいつもの萩ちゃんだって思うところもたくさんあったけど。最年少ならではのカッコよさと可愛さを引き出してくださった演出の小池先生には感謝しかない。これからもっと宝塚の作品見ます!(笑)

 

なんかいつまででも感想書けそう(笑)それくらい楽しいものがギュギュギュっと詰まった舞台だった。普段ジャニーズしか見ない私にとっては大きな衝撃だったし、一般人でも勉強になることがたくさんあった。眩しいくらいキラキラしてて、豪華で、そして痛快で。終盤に向けて客席と舞台上が一体になるあの感覚が凄く心地よくて大好きだった。コンサートとは違ってお客さんと演者さんの意志疎通が難しい舞台だけど、拍手の大きさや笑い声で劇場内のエネルギーがどんどん大きくなっていくあの感覚。客席の反応が演者さんたちを乗せるってああいう感覚なんだろうなっていうのを肌で感じることができて私自身も貴重な体験をさせてもらった。

そんな素晴らしい作品に大好きな萩ちゃんが出演させてもらえて、皆さんから愛されて、それを実感できてとっても幸せだった。関わったすべての人に「ありがとうございました!」って言いたいくらい感謝の気持ちでいっぱい。萩ちゃんには45公演ターク・モロイを演じきったこと、初めてのダンスでもしっかり自分を表現できたこと、苦手なアドリブにもたくさん挑戦したこと、って褒めたいことがたくさん。いつも頑張ってる萩ちゃんを見ると自分の愚かさ不真面目さ汚さを突きつけられるから萩ちゃんは今の私には欠かせない存在で(どんな見方だよ)、萩ちゃんがどんどん大きく成長していくのをちょっとだけ近くで見れるのが今は何よりの幸せ。私自身にはもう夢って無いから、萩ちゃんが自分の夢を叶えることが私の夢みたいになってる。だから全力で応援したい。悔しいことも報われないことも多いけど、ステージの上でライトを浴びてキラキラ輝く萩ちゃんが大好きだから飽きもせず応援するんだろうなって最近よく思うよ。他のみんなとはペースが違うかもしれないけど、萩ちゃんなりのペース、やり方で夢を叶えていってほしいと思う。

 

半年間お疲れ様でした!

素敵な作品をありがとうございました!!

萩ちゃん大好きだよ!!!!

オーシャンズ11 10/25

梅田芸術劇場  11:15開場/12:00開演

 

前日よりもガッツリ前髪を分けてて雰囲気が全然違う。

 

モロイ兄弟のシーン

 歌うときの表情が豊かで、不思議そうに疑ってるような表情からニパァ~っと笑う表情への変化が可愛らしい。

 

作戦会議

エルチョクロに入ってくるとき、兄が両手でダブルピースをして入ってくる(笑)それをカメラで撮る弟。コンビ芸をやってイスに座るやいなや兄がウトウトと居眠りしはじめてラスティに怒られる。

「1億5千万ドル」と聞いて二人して指を折って何かを数え始める。そして何かに驚いたような表情で顔を見合わせる。

ソールおじさんの話に合わせて屋上を見上げる。その後みんなで笑う場面ではフランク兄さんに腕をパシンと叩かれて仲良さそうに一緒にニコニコと笑う。

 

JUMP!

若手3人でライナスをワシャワシャする前、準備運動のよう片方の手でもう片方の手首を持ってぶるぶると振ってほぐす(笑)ライナスの笑顔が凄い。

 

役割発表

ライナスが重要な金庫潜入係になってふてくされて後ろ向きのまま下手に下がるとき、勢いあまってセットを踏み外して一つ下の段に落ちてしまう。驚いてピクッと動く弟。

 

演技指導

担当はリヴィングストンだけどこの日はバシャーの誕生日ということでサプライズでハッピーバースデーを大合唱。(本番前にケーキ出してお祝いしてもらっていたから不意打ちのサプライズだったらしい)歌の最中にラスティが上手袖に一度捌けてまた戻ってくる。歌が終わるとプレゼントを出すかのように何かを渡す。「これ…そこにあった両面テープ」(笑)(笑)(笑)

 

ボディーガード

今日もジュエルズの緑のお姉さんとお兄さんにスロットを勧められる。

ボディーガードは金庫室に入れないと聞いてグッと動いてしまう二人をソールおじさんが腕で制止する場面、弟の方の腕(というか手)がお腹にあたっててなぜかその手を撫でるように触れる弟(笑)

ジュエルズのピンクのお姉さんに吹っ飛ばされたあと、お姉さんを追いかけて後ろからパンチしようとする。そして敵のボディーガードのお兄さんに向かってファイティングポーズをして威嚇したまま捌ける。

 

電話を盗聴するシーンのライナス、お芝居のなかであくびをするも本気のあくびだったのか目が涙目になってるライナス。

 

外側の胸ポケットからドル札を取り出して黄緑ドレスのお姉さんと紫ドレスのお姉さんの前で扇子のように広げてヒラヒラさせたあとそのお金を握らせて「(しっし!)」と手を払うようにして散らせる。

 

ジョンソン先生

今日のジョンソン先生は小さいスケボー(ペニー?)に四つん這いになって乗りながら滑って登場(笑)兄弟は前日もつけていた青と緑の光るリボンを首から下げて蝶ネクタイ風にしてる。弟はマスクの位置が高くて(あごが全部見えるくらい)それも面白い(笑)ジョンソン先生がベネディクトさんに「〇〇は△△とカッパ、どっち?」という二択クイズを出し続けて去っていく(笑)(ジ「私は医者、カッパ、どっち?」ベ「医者」→ブーという不正解音、みたいな(笑))ちなみに秘書さんの表現は「自分をカッパだと言い張っていたジョンソンという医者」

 

ダニーとライナスのワイヤーアクション

通常なら紐を引けば正面で体勢が固定されるのに紐を引いてもくるくると横回転が止まらないライナス。ダニーとの掛け合いも回り続けて止まらないから、最後「何でずっと回ってんの?」というアドリブを挟んで笑いを取る。

 

ダニーを探すシーン

敵のお兄さんにおんぶされて一通りお客さんを煽ったあと、降りてから「こっちだよーだ☆」と挑発してからステージに逃げ戻っていく兄。

 

ダニーとテスのシーン

破り捨てられた離婚届をダイレクトにキャッチしようとするも取れない弟とリヴィングストン。弟はそれも慣れた感じで特に変化なかったけど、リヴィングストンは悔しがる表情(笑)

最後は2つとも弟がパパッと取って「(うっひっひ♡)」という少し憎たらしい笑顔を兄にしてダダダっと捌ける。そのあとを「(こらー!)」という感じで兄が追いかけて捌ける。

 

オーシャンズ10

衣装の黄緑のシャツがべろーんと全部出てる(笑)後ろも前も全部出てる(笑)めっちゃカッコよく踊ってるけど衣装着れてない萩ちゃんが出てきちゃう(笑)

 

カテコ

幕が下りる直前、紳士的なお辞儀(バロンみたいな)をする。そしてそのまま終演。

オーシャンズ11 10/24夜

梅田芸術劇場  17:45開場/18:30開演

 

 

モロイ兄弟のシーン

ラジオ体操にある元気モリモリ!なポーズで勢いよく登場。ハイタッチはズレて不発。

 

作戦会議

イスのコンビ芸のあとイスにパソコンを乗せて自分は座らず後ろのセットの上に横向きに寝転ぶ兄(笑)(ぐうたら主婦みたいな堕落した寝方)隣で弟が頭をペシンと叩いても起きようとしないから近くに来たラスティに報告。(親指立ててクイクイっと指をさす)ラスティが兄を怒る(笑)

布を上げるタイミングはピッタリだったが、ハイタッチはまたもズレる。

ライナスとダニーのやりとりの最中、兄はイスには座らずセットの上にあぐらをかいて座る。弟はイスに座ってなぜか横目でライナスを見てる(笑)

 

JUMP!

勢いよく踊るから頭を振ったときに帽子が脱げそうになる。そんな状態のまま移動してたらすれ違いざまにフランク兄さんに笑われて“てへへ♡” という感じで帽子を深めにかぶり直す。移動は相変わらず速い。

カメラを取りに行って戻ってきたときに前で踊ってたリヴィさんと衝突。お互いビックリして顔を見合わせて爆笑。そのあとライナスをワシャワシャするときも楽しそうでみんなニヤニヤしたまま間奏のダンスに入る。

最後の集合するときに兄が一人遅れてきて(わざとかも)滑り込みで力のこもったジャンピングハイタッチを決めてから音とピッタリの決めポーズを見せる兄弟のハイレベルコンビ芸が爽快。

 

JACKPOT

出てきてすぐの踊りながらのコーラスの「uh~」の口が可愛いのと「信じるんだ」が力強い。

「Once more JACKPOT♪」で顔を上げたときに一瞬だけフッと力が抜けたように笑う。そのあとすぐに表情を戻してダンスに入る。

イレブンメンバーが整列する場面、両手でちんまり持った蝶ネクタイをピーンと引っ張って可愛いアピールをするやっすー(笑)

 

役割発表

突然ライナスがカメラに近づいてくる。しかし近づきすぎてカメラにぶつかって痛がるライナスを見てニヤリと笑う弟。

 

演技指導

イェンさんの指示でメンバー全員横並びで手をクロスした状態で両隣の人と手を繋ぐ。(自分の右手で隣の人の左手を繋ぐような感じ)そのまま上手から順にクルっと一回転していく。弟は手を繋いだ兄の腕の下をくぐるのが結構ギリギリ(笑)

 

ボディーガード

黄緑ドレスのお姉さんと紫ドレスのお姉さんの前にドル札をちらつかせて散らせる(笑)そのあとコーラスの緑のお姉さんとコーラスのお兄さんになぜか後ろにあったスロットを薦められてやってみようかと少し近づいたところで任務を思い出して我に返る。

ジュエルズのピンクのお姉さんに吹っ飛ばされたあと一団に戻るとき、兄が背中にそっと手を伸ばして何やら励ます雰囲気で捌けていく。

 

ジョンソン先生

派手なサングラスをかけたパーティー仕様のジョンソン先生に合わせて、ヘルメットに電飾で光るリボンをつけて登場(笑)色は兄が青で弟が緑。急遽同じ色のガムテープで留めただけだからグラグラ不安定で、落ちてこないように顔を上向きにして維持しようとする(笑)終始リボンを気にしてる(笑)

 

ダニーを探すシーン

ベネディクトさんの背中に飛び乗ってグルグル回るコンビ芸のとき、隣で兄の活躍を見て両手をグーにしてポコポコ叩くように喜ぶ弟。(永遠プレッシャーぱるる)そのあとはお馴染みの豪快なジャンピングハイタッチで客席へ。

敵のお兄さんと社交ダンスのポーズで後列を向いて真っ直ぐ前を見つめながらしばらく静止(笑)そのことに関しては何も触れずに追いかけっこに戻っていく(笑)

 

ダニーとテスのシーン

最後、半分に破り捨てられた離婚届を2つとも取って真っ先に走って逃げる(捌ける)弟と、そのあとを追いかけて捌けていく兄。ちなみに弟は離婚届を両方拾うとき1度空振りした(笑)

 

オーシャンズ10

右側耳かけ!!前髪も降りてきて、クールでスマートなオープニングとはまた違った可愛らしさやフレッシュな雰囲気。オーバーめに引いたアイラインが若干滲んでるけどそれもいい。

オーシャンズ11 10/24昼

梅田芸術劇場  開場12:45/開演13:30

 

 

前髪を横に流してて(8:2くらいの割合で)おでこ出してる。トップはパーマみたいに細かいウェーブみたいのかかっててフワフワしてる。踊ったり移動したりするときにはなびいててガチガチに固めてはない。

 

FATE CITY

ジャケットめくる振り付け以外のときにもジャケットを持ってピシッとする仕草をちょこちょこ入れる。踊り方や表情は斜め前のさなちゃんとの温度差が凄い。どちらも真剣だけどさなちゃんほどの余裕がない。ダンスが少しだけ遅れてる気がする。

 

モロイ兄弟

ひょっこり顔を出すのではなく勢いよくぴょんと飛び出してくる。そのとき左手で幕を握ったまま飛び出してくる。

東京公演よりも声がよく出るようになってて、セリフも聞き取りやすくなってたし、張り上げるような歌い方から少し低めで出しやすいトーンになってたかも。曲終わりは元気にジャンピングハイタッチ。

ダニーが家にやってきたとき、カメラを構えたまま近づきすぎてダニーが挙げた手にビックリする。眉間にシワを寄せた険しい表情をよくやっていて、“不思議そうに見るがワクワクしている兄”と“本当に信用できるのか疑り深い弟”というそれぞれのキャラクターの個性が出ていた。

 

作戦会議

大阪でも一連のイスの双子芸は健在。座ったあとに兄がゴローンと後ろに寝転ぶからそれをペシペシと弟が叩く。それでも起きない兄にたまたま通りがかったラスティがパシン!と叩いて一喝。ラスティに怒られて慌てて起き上がって話を聞く兄。

「覚悟はいいか?」にグーサインで答える。

置いてある布を広げるのが雑で、広げたら兄の方が高く上げて斜めになってしまう。広げる前もジャンピングハイタッチ。

ライナスが仲間になるのを躊躇しているシーンでライナスを見てるときの弟の顔が非常に怖い。

ソールが屋上に向かって叫んだあと、同じ方向を見上げて屋上とライナス父を探す兄弟。カメラで撮っていたら兄が「(もっと上)」とカメラのレンズを上げる。

 

JUMP!

エルチョクロステージの最上手からフロアの下手寄りまで移動するのがとにかく速い(笑)大股ダッシュであっという間に移動する(笑)

曲中ライナスを手荒く歓迎する場面、腰を落として両手で思いっきりワシャワシャしたら最後に強めに突き飛ばされる。

最後はまたしてもジャンピングハイタッチで決めポーズ。

 

JACKPOT

手はお馴染みのフレミングの法則みたいな指の形でほぼ固定。ところどころ余韻のある踊り方で、表情も視線が鋭くてとてもカッコいい。17歳には見えない。

 

役割発表

ダニーたちが話してるとき、ライナスが弟のカメラに向かって“オイッス!”(にのがよくやるやつ)をやる。

ライナスがラスティに頭を叩かれるとゆっくり振り返り、少し後ろにいた弟に「(今の撮った?)」と確認。撮れたのを知るとラスティに対して若干強く出る(笑)

 

演技指導

指名はライナス。ウグイスのものまねをみんなにやらせたあと一人でLet it goを歌う。

 

ボディーガード

ジュエルズ緑のお姉さんに腕をツンツンされる。その後仲良く談笑してたら唐突にモロイ兄弟の曲中にもあるガニ股サイドステップをしだす(笑)

兄と並んで待機してるときの姿勢がなんか変。

ジュエルズピンクのお姉さんに吹っ飛ばされたあと、兄が“おいでおいで”と手招きして一団に戻る。そのままみんなとワチャワチャしたまま捌けていく。

しつこい黄緑ドレスのお姉さんにドル札を握らせて散らせる(笑)東京に比べてやり取りは格段にあっさりしてる(笑)

 

ジョンソン先生

マスクしてても分かるくらい登場からずっと笑ってる。途中耐え切れずに顔を背けて笑う場面も。

 

ダニーを探すシーン

ベネディクトさんの背中に乗ってこらしめる兄を見て「イェーイ!」とグーにした手を挙げてポコポコ殴るように喜ぶ。(永遠プレッシャーぱるるみたいなやつ)

敵のボディーガードのお兄さんを手で(指5本揃えて)クイクイと挑発してから連続パンチ。(BBJのエイジくん参照)

 

ダニーとテスのシーン

兄からトントンと叩かれてテスに気づき、一目散に駆け寄る。お手振りをもらってニコニコぴょんぴょん飛び跳ねて喜ぶ。

ダニーとテスが話している間、ラスティが隣にきてカメラアングルを指示。

破られた離婚届は直接キャッチできず、最後捌ける前に兄弟同時に取ろうとして秒の差で弟が取ったあと“ほーれほーれ”と言わんばかりに自慢してから走って捌ける。そのあとをぷんすかした兄が走って追いかける形で捌ける。しっかり設定作ってお芝居してる。

 

オーシャンズ10

ニット帽を取ったあとの前髪が乱れてしまって、真ん中に中途半端な毛の束がある。

萩安パートで曲中に分かりやすいアイコンタクト。これも萩ちゃん独特の余韻のある踊り方で大人っぽい。後半の群舞は大阪では萩安の間にイェンさんが入る。

 

カテコJUMP!

大阪でも芋萩絶好調!!芋洗坂係長に凄くアピールする。アピールに対して反応してくれる回数は相変わらず少ないけど本人はとても楽しそう。