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主に記録用

雪組 ルパン三世-王妃の首飾りを追え!- 3/14

東京宝塚劇場  開演11:00、15:30

 

 

3週間ぶりの観劇行ってきた♡このマチソワで7回目を終えたみたいなんだけど、まだあと2回残ってて我ながらペースおかしくない?って自制心が働くけどそれを振り切る楽しさで、もうこの公演終わったら一度燃え尽きて灰になろう…くらいの心意気でいる。(ヤバい)メモとってないし時系列バラバラでマチネかソワレかもごっちゃになってるからレポっぽくまとめるのは私の頭じゃ不可能。ってことで今思いつくことをとりあえず書いてく。

 

前回観た東京2日目よりも更にアドリブが飛び交ってて、アドリブにアドリブで返すみたいなカオス状態だった(笑)公演こなしながら他のお仕事もあって毎日大変なのによくもまぁポンポン違うネタが出てきますよね。砕けた笑いにも真剣勝負で取り組む真面目な雪組さんが私は好きよ!(もちろんお芝居の深みも増してたよ!)

じわじわくるのがマリーちゃんのお部屋を出ていくきゃびポリニャック夫人とあんりちゃんマリールイーズの件。きゃび様の一言に対してあんりちゃんが一言でぶった斬るっていうシンプルな流れなんだけど、そのあんりちゃんの一言が毎回絶妙で必ず笑いが起きる。あれってやっぱりきゃび様の脚本なのかしらね?

あと8年後に飛ばされる前の愛すべき悪党大集合の場面。それぞれが錬金術のスタンバイに入るなか、不二子ちゃんとジャンヌさんの悪女二人が地味に小競り合いしてるのが凄く好き。あれ何言ってるのか全然分からないけど絶対面白いやつでしょ(笑)

 

ちぎルパンさんも絶好調で、ここ最近のブームであるちぎみゆジェネレーションギャップ芸はこの日も入れてきた。ピンクレディーペッパー警部に合わせた「ルッパァ~~~ンさんせぃ♪(ノリノリな振り付き)」を披露。ちなみにこれ1回で上手くリズムに入れず(完全なる自分発信なのに(笑))「ルッ…もう一回(冷静)」ってやり直したからね。(ここで生じるルパンさん可愛すぎ問題)これに対してみゆマリーちゃんも「ルパ~…ンさんせぃさん…?」って超小声でいかにも自信なさそうに返すもんだからみゆちゃんんんんんんんんんん><ってなったよね。そんな様子のマリーちゃんに「ピンクレディー知ってたぁ?」ってとっても優しい声で聞くルパンさん(というか早霧さん)に私のちぎみゆ値急上昇で苦しかった…。そのあとマリーちゃんがマイクに乗るか乗らないかの物凄く小さな声で何かを言っていたんだけどルパンさんがセリフを続けちゃったから聞き取れず。(残念)

パリデートからのリベルテも相変わらずラブラブで、場面としては切ないんだけど幸せいっぱい♡マリーちゃんの「籠の中に閉じ込めておいて何も知らないと批判するのはヒドイわ」に対するルパンさんの「被害者ぶるのはみっともないぜぇ」が凄くツボで、ここで甘い言葉や慰めの言葉をかけないあたりがルパン三世でたまらない。そうだよね、現代で自由に生きるルパンさんだったらそう言うよね、っていうルパン三世という役への説得力がその一言に詰まってる。ここは宝塚だけど存在してるのは紛れもなくルパンだ!っていう確信が持てる。

 

ジュゼッペ邸でのカリオストロちゃんイジリはホワイトデーだからセラフィーナちゃんにバレンタインのお返ししなよってしつこく強要(笑)ルパンさんは貴重なカリセラのラブラブな場面を見せたかったのにカリオストロちゃんが「嫌だ!」「何でだ!」「そういうのは裏でやるんだ!」(?!)って頑なに拒むもんだから「じゃあ俺がやる~!(小学生のケンカみたいな言い方)」ってルパンさんがセラフィーナちゃんの手をとって跪いてキス。ここまでしても一向に乗ってくれないカリオストロちゃんに何か厚く高い壁を感じた…(笑)そんなこんなで目当てのことが達成されなかったアドリブ場面はルパンさんの「もう時間ないから行くよ!」で強制的に終わったんだけど、そのあともなんだかフワフワした空気が流れて、セリフを喋りながらも思わず自分で吹き出しちゃうルパンさん。なんだけどその声が女だった…。さ、早霧さん…!見た目超ルパンなのに急に中の人出てきた…!って内心大興奮で堪えるの大変だったよ。しかもその“吹き出した”っていうのも戸惑って「ぁはっ…(笑)」とか「くっ…(笑)」とかそういう吐息系のニュアンスだからなんともエロくてね…。不意打ちのリアルエロスやめてほしいです…!話逸れすぎたけど今回のピークはルパンから発せられる女の声だったから許してほしい。(不純)

 

他に特筆すべき感想としては、薄々気づいてはいたけど不二子ちゃんの顔が好きってこと。常時フェロモン垂れ流し状態だけどいちいち可愛い。8年後に飛ばされる前のカリオストロちゃんの錬金術が成功した瞬間のパッと顔を上げたときのきょとん顔とかもうたまらなく可愛い。不二子ちゃんってセリフ自体はあんまりないけど、体のラインを強調した立ち姿やアクションで存在感が強まってて唯一無二のキャラクターとして成立してる。だから仕草一つとっても目をひくものばかりで、ルパンさん中心に見てる私でも思わず視線を不二子ちゃんに向けちゃう。まさに視線泥棒。ルパン素人の私のイメージだと不二子ちゃんって明確な仲間じゃなくてたまたまルパンたちの狙い先に毎回いる女って感じなんだけど、宝塚版は悪女っぽさが薄いから最初から仲間として見れて尚且つ安心して純粋に可愛いって思えるのかも。(いずれにしてもせしる姐さんはお美しいです♡)

 

 

今回はこんな感じかな?東京公演も終盤で疲れから内容がダレちゃいそうだけど毎日アドリブ入れて変化があるからそこまで鮮度が落ちた印象は受けなかった。(お前誰だよ発言で申し訳ない)あと残り1週間。怪我や体調に気をつけて毎公演楽しい舞台を見せてほしいと願うばかりです♡あと早霧さん細すぎるのでちゃんと食べてください♡